歯科衛生士の給料

歯科衛生士の残業代、あなたはいくらもらえてる?正しく計算してみよう

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あなたが勤務する歯科医院の残業時間はどれくらいですか?
「残業代」は支払われていますか?

歯科衛生士さんの転職をサポートしているシカカラDHのを利用した方も、多くの方が残業代が正しく支給されるか気にしていました。

そもそも「残業代」に関して詳しくご存じですか?

歯科医院で働く歯科衛生士の残業時間・残業代について

「残業代が思っていたほどもらえないのはなんで?」
「片付けや準備の時間は残業にならないの?」

など…後々トラブルになることが多いので、働く上では、その歯科医院がどう決めているのかしっかり把握しておいた方が良いですね。

ここではその「残業代」について詳しく説明していきます。

残業代が支払われるのは何時間から?

労働時間は労働基準法32条によって定められていて、「所定労働時間は1日8時間、1週間合計40時間までとする」という原則なっています。

この労働時間の決まりは原則です。
原則とは一般的にはということで、例外もあります。

歯科医院で働いている歯科衛生士さんには

「もっと働いているのに、残業時間に見合った残業代が出ていない!!」

という歯科衛生士さんもいると思います。

実は、歯科医院は「例外」に当たります。規模の小さい歯科医院では法定労働時間が1週間で44時間となる例外があるのです!

労働基準法施行規則25条の2では、小規模事業場における労働時間の特例を定めて、以下の様になっています。

  1. 物品の販売,配給,保管若しくは賃貸又は理容の事業
  2. 映画の映写,演劇その他興行の事業
  3. 病者又は虚弱者の治療,看護その他保健衛生の事業
  4. 旅館,料理店,飲食店,接客業又は娯楽場の事業

このうち,常時10人未満の労働者を使用するもの(特例措置対象事業場)

これを読むと歯科医院は「3」に当てはまります。

あとは、歯科医院の規模によりです。
院長を除き、働いているスタッフが常時10名を超えない場合は「小規模事業場」に当てはまります。

労働基準法では、1日8時間以上働いたら8時間以降の勤務時間は残業代を支払わなければいけません。

しかし、歯科医院などの「小規模事業場」 では、1週間の労働時間は40時間ではなく、44時間となるのです!

44時間以上勤務して初めて残業代の対象になるのです。

歯科医院の残業代ってどう計算されているの?

歯科医院によってさまざまな残業代の計算方法があります。

まず、残業代の支払い方についてです。

多くの医院は「固定残業手当(みなし残業)」や「残業代は時間で計算」という方法のどちらかになっています。

それぞれ説明していきます。

固定残業手当(みなし残業)

設定している勤務時間を超えた勤務がいつもある場合に、月に残業代が××時間相当〇〇円と決まって、残業代として給与の中に最初から入れてあるというシステムです。

実際に残業が何時間であっても(全くなくても)一定の額が支給されるシステムです。

決まった時間の残業を見込んでいるので、この「固定残業代」を最初から支払い、給与を後から計算しなくても済むようにしています。
※超えた場合は、差額を支給。

残業代がいくらになるのかなどは、「みなし残業・固定残業の場合の残業代はどうやって決められているのか」を詳しくご説明しているコラムがあるので、そちらも読んでみて下さい。

時間による計算

〇分単位で計算って?どういうこと??
残業代の計算方法は

月給(基本給)÷1ヶ月当たりの所定労働時間

【例】基本給20万円で1週間の所定労働時間が40時間の場合
200,000÷(40×4w)=1250円
1,250円×1.25=1,563円 ※「1,563円」が1時間の残業代となります。
※1.25とは、残業時間にかかる割増です。

勤務時間を超えて仕事がある場合にその働いていた時間を計算します。

【例】20時までが勤務時間の医院で片付けが終わず、20時25分までかかってしまった場合

★1分単位で計算
1,563円÷60分=26円
1分あたり26円支払われます。
25分残業していますので、26円×25分=650円

★15分単位で計算
15分あたり390円←これが残業代

いつからいつまでの時間が残業??

勤務時間がいつからいつまでなのかは歯科医院によって違います!!

自分が働いている勤務時間と、残業時間が発生する時間をきちんと把握しておくと良いでしょう。

残業代が支払われていないときはどうすればいい??

残業代は、2年間で消滅時効になってしまいます。

※消滅時効とは…
一定期間権利を施行しないと権利が消滅してしまうこと。
残業代の場合は、基本的には2年間がこの消滅時効になっています。

残業代は過去2年間までさかのぼって請求することができますよ。という法律が労働基準法にあります。

例えば、現在2018年1月だとして、残業代が全く支払われていない場合…

2016年の2月までさかのぼって、請求できます。
しかし、それ以前(2015年12月以前)は時効が来てしまっているので、実際に残業をしていても歯科医院に請求できないということです。

支払ってもらう方法としては、4つの方法があります!!

歯科医院と直接交渉する

しかし、給与トラブルは今までの関係性や信頼関係を壊してしまう可能性もあります。

今後もその医院で勤務したい場合にはなかなか難しい方法かもしれません。

トラブルにならないよう細心の注意お払いながらいるのであればまず事務の方などに相談してみましょう。
難しい場合は、費用も時間もかかりますが、裁判やあっせんという方法もあります。

労働基準監督署に相談する

※労働基準監督署とは…
法律に基づいて最低労働基準や労働契約・賃金の支払い、労働時間などが法律に背かずに守られているかを監督している機関です。

労働基準監督署から歯科医院に支払いの勧告をしてもらいます。

この場合には明細やタイムカードが必要になりますが特に費用は掛かりません。

匿名でも対応もしてくれますので、同じ医院で仕事を続けたい方も安心です。

しかし、支払いの強制力はない為、確実に支払ってもらえるというわけではないのでご注意ください。

POINT

  • 残業代は1日8時間以上・1週間44時間以上の労働で支給されるべき
  • 固定(みなし)残業手当と時間単位での残業代の支給方法の違いに注意
  • 支払われていない残業代は2年前の分まで請求できる

(監修: 永島社労士事務所 永島篤史先生)

残業代を支給してくれない医院も少なからずあるようです…。

入職後のトラブルによくなってしまうことなのできちんと確認したいところですが、面接時には直接聞きづらいですよね。

シカカラDHでしたら、事前にお調べして最適な歯科医院を紹介しているので、

「働いてみたら条件が全然違った!」

という心配もありません。

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